『瞭望東方週刊』 ホルムアルデヒドとの戦い

2017年1月12日
ホルムアルデヒドは肉眼では見られないが、内装工事による汚染の主な源であり、大量に接すると人体の健康を損なう。日常生活で接するホルムアルデヒドの大部分は室内の内装に使う材料からきている。集成材など内装の材料に含まれるホルムアルデヒドが放出される期間はだいたい3年から15年と世界的に認識されている。中国の多くの都市の住宅では、空間が比較的小さいため、ホルムアルデヒドを含む内装の材料や家具が一つの部屋にいくつも置かれた場合、その放出量にも相乗効果が起こり、それにより基準超過が引き起こされる。
特集では、住宅の内装工事におけるホルムアルデヒドの問題と注意すべき点を詳しく分析し、併せてホルムアルデヒド除去の有効な方法を多数紹介している。このほか、すでに一部の企業が現行のホルムアルデヒド接着剤に代えるため、新たな技術のテストを行ったというニュースも伝えている。
人民中国インターネット版 2017年2月