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新版『雅舎談吃』

梁実秋 著

 

 

『雅舎談吃』はもともと梁実秋氏の散文作品集だ。初版には57編の文章が収録され、どれも食べ物の名前がタイトルになっていて、緻密な文章で、ゆったりと楽しむ気持ちに満ちており、読むとたびたび口の中に唾液が満ちてきて、よだれが出そうになる。

新版『雅舎談吃』は最新の改訂版で、梁実秋氏の長女である梁文茜氏よりライセンスを受けている。同書は線装収蔵版で、清新で古風で飾り気がない。

今回の新たな改訂で、同書は「雅舎談吃」と「談吃拾遺」の二つの部分に分けられた。「雅舎談吃」は初版『雅舎談吃』の全ての内容を完全に収録している。「談吃拾遺」は初版『雅舎談吃』で未収録だった39編の食に関する文章を収録しており、二つの部分を合わせて、また別の味わいを持つ『雅舎談吃』を構成している。 (雲南人民出版社 2016年12月 39.9元)

 

 

 

人民中国インターネット版  2017年4月10日

 

 

 

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