
関係部門の測量によると、西安市にある有名な文物である大雁塔の傾きが、この10年間、毎年1ミリの速さで元に戻りつつあることが分かった。
西安の大雁塔は唐代に建てられ、古都・西安市を代表する建築物の一つである。史料の記載によると、清の康熙58年(1719年)に、大雁塔は北西方向に198ミリ傾いていた。そして1996年には、大雁塔の傾斜は1010.5ミリに達した。
関係部門は、地下水浸出防止などの措置を取り、古塔を保護した。大雁塔保管所によると、こうした処理の後、大雁塔は1997年から毎年1ミリのスピードでまっすぐに戻りつつあるという。今年の最近の測量の結果では、傾斜1000.2ミリになったという。
(新華社)
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