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ここ30年間、中国女性のスカートのファッション

 

80年代、長春映画制作所の映画『街に赤いスカートが流行』が大ヒットし、スクリーンの「赤いスカート」によって、中国の女性は一律で単調な衣類に別れを告げ、カラーとデザインの変化を求めるようになった。色鮮やかなスカートは、女性のファッションのシンボルとなった。

映画『街に赤いスカートが流行』のポスター。1984年に撮影されたこの映画は紡績工場の女性労働模範ときれいなスカートとのかかわりを描いたものである 1986年、北京の街角でスカート姿の若い女性

80年代初めから中期にかけて、全国の若い女性にとって、夏は赤いスカート、冬は赤いダウン・ジャケットが流行であった。

80年代に流行っていたエアロビクス体操用のズボン

前世紀90年代中期、ミニスカートが現れ、中国語で「迷你(あなたを惑わす)」と呼ばれ、一部の保守的なメディアに猛獣毒蛇と見なされていた。

1991年、大連で流行ったミニスカート(1991年9月21日撮影) 1994年、ロングスカート姿の成都市の若い女性。当時、この格好は大胆、奔放と思われていた

21世紀に入ると、中国の女性はファッションの面でますます個性を重視するようになった。同時にチャイナドレスなど中国的特色のある服装も世界で注目されるようになった。今、スカートは季節の束縛を破り、春夏秋冬、いつでも様々な場所で女性は美しく着飾っている。

山東省済南市の広場を行く夏着姿の女性(2005年4月5日) 湖南省長沙市のスカート姿の女性(2007年2月5日)
北京市の西単繁華街(2008年3月4日) 上海の街角

「チャイナネット」2008年10月10日

 

 

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