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思想の解放と改革開放は永遠に止まることはない


新華社:「政府活動報告」の中で、ここ5年間の経験をまとめた際、思想の解放を最初にあげた。思想の解放の継続は経済と社会の発展にとってなにか現実的な意義があるのだろうか。

 

――5000年来、中国の前進は絶え間なく進められてきた革新と切り離すことができない。30年前、鄧小平氏が「思想を解放し、事実に基づいて真実を求め、団結して前へと向かう」ことを提起し、中国の改革開放の事業を切り開いた。思想の解放と改革開放は、中国の現代化建設事業が成功する日まで続き、その時においても思想の解放がやはり必要である。新しい時期の思想解放は、主に次の3点を重視しなければならない。1)迷信を打破し、書物第一主義に反対する。さもなければ、国の生気や活力は維持できない。2)実践が真理を検証する唯一の基準である。探索や実験、革新を奨励しつづける。3)人々、特に幹部たちが思想を解放し、独自に物事を考え、批判的に考えることと革新能力を身につけなければならない。そうしてこそ、われわれの事業は前に向かって前進することができるのである。

 

インド側がチベット問題に適切に対処することを願う


「インドデイリー」紙の記者:最近、インドと中国の関係には大きな改善と発展が見られる。温家宝総理はダライ問題とチベット問題でインド政府にどんな態度をとることを期待しているのか。

 

――近年、中印関係には確かに改善と発展が見られる。ダライグループによるいわゆる「独立」活動を処理するにあたるインド政府の措置と立場を高く評価している。チベット問題は中印間における敏感な問題である。この問題について、私はバジパイ元首相およびシン首相と広範囲にわたって共通認識をもつに至っており、インド政府はこの両国間の共通認識に基づいて、チベット問題に正しく対処し、それを処理することを願っている。両国はすでに国境問題を解決するための政治的な指導原則を確立しており、それをめぐって数回話し合いを行った。この過去から残された問題は非常に複雑なものであり、一朝一夕に解決できるものではない。しかし、両国がともに誠意を持って、平等に対処し、互いに理解しあい、歩み寄るという原則を堅持すれば、国境問題の話し合いには必ず新しい進展が見られると信じている。

 

 

「チャイナネット」 2008年3月18日

 

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