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万博で和服ショー、民間交流に彩り

 

和服を着るには最短でどれほどの時間がかかるのか?日本の平安時代、戦国時代、江戸時代の和服とはどのような様式だったのか?著名な「源氏物語」に記された十二単とはどのようなものだったのか?上海万博総合芸術大ホールで9日午後、斬新な和服ショーが開催され、これらの謎が解けた。今回初めて中国を訪れた日本和装学園が、和服モデル100人以上を率いてホールに姿を見せた。さまざまな年代、さまざまな様式、用途の異なる和服を次々と披露し、訪れた国内外の観光客の目を楽しませた。

今回のイベントを企画した上海市人民対外友好協会の汪小ジュ・常務副会長は、「和服は日本文化が凝縮された大切な媒体として、長年にわたり中日民間交流で重要な役割を果たしてきた。今回のイベントのねらいは中日民間文化交流・協力の促進。中国古代の服装にも悠久の歴史はあり、両国はこういった民間交流を数多く展開していける」と語った。

日本和装学園の松島弘子会長は、「ここ数年来、日中民間交流は日増しに広がり、互いへの理解を深めてきた。上海万博は絶好の機会であり、万博期間中にどうしても訪中公演がしたかった。私個人の体験から、中国の人々の中には和服に興味を抱き、来日して専門知識を学んでいる人達がいる。また非常に多くの日本人が中国古代のきらびやかな服飾文化を理解するために中国を訪れている。今後は日中間でさまざまな民間文化交流がますます増えてゆくでしょう」と述べた。

※ジュは「樹」の「きへん」の代わりに「さんずい」

 

「人民網日本語版」 2010年10月11日

 

 

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