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梅屋庄吉の命日に
辛亥革命記念シンポジウム

 

文、写真=東京支局

シンポジウム開催の前、神奈川フィルハーモニー管弦楽団により弦楽四重奏演奏を披露

神奈川県日本中国友好協会など主催、神奈川新聞社など後援の「辛亥革命百周年記念シンポジウムinかながわ」は、横浜市開港記念会館で開催された。

シンポジウムでは、「辛亥革命から100年、そしてこれからの日中関係」をテーマに、県日中副会長である横浜国立大学教授の村田忠禧さんをコーディネータとして、電気通信大学名誉教授の藤井昇三さん、横浜華僑総会顧問の曾徳深さん、日本華人教授会議代表の朱建栄さん、梅屋庄吉のひ孫である小坂文乃さんを招いてパネルディスカッションが行われた。

朱さんは、「孫文と梅屋庄吉との友人関係のように、中日両国民が国の枠、民族の枠を超えていく真の友情を積み重ねることは、両国関係の将来にとって重要」と述べた。

シンポジウムで講演している諸先生

一方、辛亥革命に関する様々な記念イベントを参加した小坂さんは、シンポジウム開催の11月23日が梅屋庄吉の77回目の命日だと説明、「新しいアジアを作ろうという孫文と梅屋庄吉の共通の夢のために、日中両国の世代友好のために、梅屋庄吉の家族として日中間の交流活動を続けていきたい」と話した。

 

人民中国インターネット版 2011年11月25日

 

 
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