天津は179の工業団地があり、航空と宇宙飛行、石油化学、自動車、電子情報、現代的冶金、機械装備製造、生物医薬、新エネルギー新素材、環境保護、知的産業などの十大産業を網羅する。
天津経済技術開発区は、1984年に国務院により批准され建設された第1陣の中国国家レベル開発区の1つだ。
開発区は9大主力産業を形成し、1)モトローラ、サムスン、パナソニックに代表される電子通信産業。2)「一汽トヨタ」「長城汽車」に代表される自動車産業。3)葛蘭素史克、諾和諾徳、中新薬業などに代表される生物医薬産業。4)邦基正大、頂新、雀巣、コカコーラに代表される食品飲料産業。5)維斯塔斯、京瓷太陽エネルギー、膜天膜を代表とする新エネルギー材料と生態環境保護産業。6)奥的斯、SEW,約翰・迪爾を代表とする装備製造産業。7)渤海ボーリング、長城ボーリング、卡博特を代表とする石油化学工業。8)新世代キャリアロケット産業化ステーションを代表とする宇宙飛行産業。9)金融、物流、アウトソーシングを代表とする現代サービス業である。開発区はすでに全国最大の携帯電話、電子装置、薄型テレビ、酵素製造剤、太陽エネルギー電池、インスタント食品の生産基地になっている。
天津港保税区は1991年5月に成立、国際貿易、現代物流、臨港加工および商品展示販売の4大効能があり、税関、為替などの優遇策をうけ、天津濱海新区の重大経済効能区および中国北部の最大規模の保税区である。濱海新区の開発の必要に応じ、2002年には空港経済区を建設し、政策の効能が整い、総合的な優勢が突出した開放区域となっている。 |