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温総理の政府活動報告 行政体制の改革について

 

第12期全国人民代表大会第1回会議は3月5日午前9時、人民大会堂で開幕した。会議では、国務院の温家宝総理が政府活動報告を行った。この5年間の主な取り組みという部分で、行政体制の改革について温総理は次のように述べた。

政府自体の建設を着実に強化し、行政体制の改革をよりいっそう深化させた。政府機関改革の推進により、機能が一元化された大部門体制の枠組みが一応確立された。われわれは、科学的・民主的な政策決定の実行、法律に則った行政の堅持、政務の公開の推進、監督制度の健全化及び廉潔政治建設の強化を、一貫して政府活動の基本的準則とした。行政権力の運用の規範化とサービス型政府・責任政府・法治政府・廉潔政府の建設に当たっては、新たに一連の措置を講じてさらなる一歩を踏み出した。科学的政策決定、民主的政策決定、法律に則った政策決定を堅持し、政府の政策決定の手続き――大衆の参加、専門家への諮問、リスクの評価、合法性の審査、集団討論による決定など――を健全化した。行政審査・認可制度改革の深化に当たっては、5年間で2回に分けて498件の行政審査・認可事項の取り消しや調整を行った。国務院各部門が取り消しや調整を行った審査・認可項目は計2497項目――それまでの全審査・認可項目の69.3%――に達した。政務の公開の強力な推進に当たっては、財政予算・決算の公開や、公務接待費、公用車経費、海外出張費の公開を重点的に推し進めることで、人民大衆が政府の活動をより全面的に知り、政府の行為をより効果的に監督できるようにした。会計検査による監督に関しては、その度合いを強めるにしたがって、効果がますます著しくなった。腐敗反対・廉潔政治提唱の取り組みを全面的に強化し、指導幹部の廉潔・自重実践状況に対する監督・管理を強めた。政府業績管理制度を模索を重ねて構築し、行政機関のトップに重点を置いた行政問責制度を確立してしっかりと実施し、行政の効果・効率の向上に努めた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年3月5日

 

 
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