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馬凱氏:勇気と智慧をもって国務院機構改革を推進

 

国務委員兼国務院秘書長の馬凱氏

第12期全国人民代表大会第1回会議は10日午前9時、人民大会堂で第3回全体会議を開き、最高人民法院の王勝俊院長による最高人民法院の活動報告、最高人民検察院の曹建明検察長による最高人民検察院の活動報告、国務委員兼国務院秘書長の馬凱氏による国務院の機構改革と職能転換方案に関する説明を聴取した。

馬凱氏は、国務院の機構改革と職能転換方案について説明した際、次のように述べた。

現行の行政体制には多くの新しい情勢と任務の要求に合わない部分があり、国務院機構の職能の位置づけ、機構の設置、職責の分担、運営のメカニズムなどの面に多くの問題がある。主に次の問題が存在する。職能の範囲を超えた行動と欠員の問題が目立ち、関与すべきでないことに関与し、一部の実施すべきことを確実にできていない。職責の交錯、権限と責任がちぐはぐ、権利争いや責任逃れなどの状況が依然多く見られ、行政の効力が高くない。機構の設置が合理性に欠け、一部の分野の機構の重複、業務と比べて職員が多いなどの問題が依然存在する。行政の権力に対する制約・監督メカニズムが不完全で、造反行為、権力を利用して私利をむさぼる、汚職・腐敗などの状況はまだ効果的に抑制できていない。

これらの問題は体制改革の深化、制度メカニズムの改善、特に職能転換で特に職能転換で解決する必要がある。 第18回党大会は社会主義市場経済の体制の改善の加速化を提起し、第17期中央委員会第2回全体会議は2020年までに比較的整った中国の特色ある社会主義行政管理体制を構築する方針を打ち出した。大局的な視点から、より大きな政治の勇気と智慧によって、力を結集し、問題に取り組み、困難を克服し、国務院機構改革・職能転換を時機を失せず推進する必要がある。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年3月10日

 

 

 
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