今後５年から10年、国際情勢には引き続き深刻で複雑な変化が起こるだろう。中国は自国にとって重要な戦略的機会の内包と条件の変化を正しく判断し、引き続き平和と発展、協力、ウインウインの旗印を高くかかげる。平等に信頼し合い、寛容しお互いのことを参考にし合い、協力ではウインウインという精神を発揚する。複雑な局面の中でもチャンスを探し、リスクに挑戦する中でチャンスを守り、発展の情勢の中でチャンスを創り出す。確固不動に平和と発展の道を進み、確固不動に国家の主権、安全、利益の発展を守る。「第12次五カ年規画」（2011～2015年）の全面的実施と小康社会の全面的建設にさらに役立つ外部環境を作り、人類の進歩という事業に新たな貢献をしていく。

世界の多極化、経済のグローバル化、科学技術進歩のいっそうの発展に伴い、各国間の利益関係はより密接に、禍福を共にすることになる。人々は同じ「地球村」で生活し、互いに力を合わせて難関を乗り切るべきで、お互いに排斥しあってはいけない。

20世紀に比べ、21世紀の国際関係の多角的システムは代表性、公正性を高めるべきで、実効性を強めるべきだ。中国は国際システムの参与者であり、建設者、貢献者だ。より積極的な姿勢で国際的事務に取り組み、国際システムがさらに公正で合理的な方向に発展するよう役割を果たすべきだ。

人民中国インターネット版　2013年3月11日