ゴルフ・温泉・養生の旅
廊坊、涿州(1日~3日)の旅
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廊坊市の茗湯温泉 |
廊坊市の「天下第一城」(写真・劉世昭) |
北京から東へ40キロ、北京市と天津市の間に位置する廊坊市へは、北京から車でわずか1時間以内の道のりである。市内には「華堂」「京都」「京華」といった10カ所のゴルフ場、さらに「覇州茗湯」「固安金海」「雄県温泉城」などたくさんの温泉がある。オリンピック観戦のあと、騒がしい都市を離れて張り詰めた神経を緩め、快適なレジャーを楽しむことができる。また、「京東肉餅(ミートパイ)」を食べたり、「老北京(旧北京城)」に基づいて復元された「天下第一城」を散歩したり、「天下第一城」の建城式典や『三国志演義』で知られる「桃園結義(桃園の誓い)」にまつわるスポットを参観したり、景泰藍(七宝焼)の工芸品や涿州の手織りじゅうたんなどを購入することも可能である。いずれにしろ、さまざまな体験と収穫があるはずだ。
森林・草原の旅
張家口、承徳(二日~四日)の旅
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夏の草原 |
張北中都草原の進歩道 |
北京から高速道路を西北へ200キロのところに、河北省張家口市の高地にある張北中都草原、沽源草原がある。万里の長城、そして草原と始祖文化が張家口観光の特色となっている。
承徳市豊寧県(満州族自治県)の京北第一草原は、北京にもっとも近い天然の草原である。広い草原、青い空、白い雲に、桃源郷にやってきたような気分になる。鳥の鳴き声に親しみ、馬に乗って野原を駆け回り、バーベキューを味わい、蒙古パオに泊まるなど、ここでは草原文化ならではの体験ができる。豊寧県には草原リゾート、白雲峡谷、喇叭山画廊、洪湯寺温泉、千松壩森林公園などの観光スポットがある。そのうち、千松壩森林公園は山岳、森林、草原、花が揃った天然の観光名所であり、とりわけ谷間や渓谷に数千本に及ぶトウヒ(マツ科の常緑高木)が原生するためその名前がついた。
観光シーズンになると、草原で多彩な娯楽イベントが催される。盛大なかがり火の夕べ、濃厚な草原情緒、独特な民族の歌とダンスが、訪れた人々を陶酔させてやまない。
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