『瞭望東方週刊』中国の新たなシンクタンク
2014年2月13日
昨年4月、習近平党総書記は、中国の特色ある新たなシンクタンクの建設を強化するようにという重要な指示を出し、中国のシンクタンク建設に対する情熱を燃え立たせた。その「特色」とは、非政府組織で財政的な援助を受けないこと、そして研究課題は政府の指示によって選ばれたものではなく、自ら進んで選んだものであることなどだ。また「新」とは、思想・観念、組織形態、管理方法などが政府系のシンクタンクとはっきりと区別がなされているということだ。それゆえ、新たなシンクタンクとは民間によるシンクタンクだ。
多くの人々は、大多数の政府系シンクタンクは政府の代弁者で、民間のシンクタンクは政府を批判するものだと考えている。事実上、これらの機構そのものは、さほど強いイデオロギーを有しているわけではない。中国のシンクタンクにはモデルがなく、それぞれが独自の方法を確立している。
人民中国インターネット版 2014年2月