『看天下』ファーストレディー・タイム

2014年3月28日
最も早くから「ファーストレディー」という呼称を使い始めた国として、米国はファーストレディーの役割、とりわけ外交における役割をとても重要視する。彼女らは外交における潤滑油の役割を果たすからだ。 中国の民衆も今回の中米両国の「ファーストレディー」の競演を通じて、初めて自国の「ファーストレディー」が、外交においてその職能を発揮するのを目撃した。昨年3月以来の1年間、彭麗媛夫人は習近平国家主席に付き添い、3回の外遊を行い、25日間で4大陸25カ国に足を運んだ。中国の世界進出につれ、「ファーストレディー」も中国の外交戦略全体の一部となり、首脳外交の延長・補助手段として、パブリック・ ディプロマシー分野においてより多くの積極的な役割を果たし、中国の「ソフトパワー」を示すこととなるだろう。
人民中国インターネット版 2014年4月