『南都週刊』金メダリストの新たな人生

2014年9月8日
オリンピックの金メダリストはみな二つの人生を迎える。第一の人生がどんなに豊かで、多彩であったとしても、引退後の第二の人生はゼロからのスタートだ。彼らの大多数は社会人になって、今度は数年の職業訓練を受けた人たちとの競争に加わる。ただ、彼らの生活は、もはや一般人が想像するような波乱万丈なものではない。そもそも成功の頂点に達したことがある者たちだ。国家は金メダリストたちに手厚い特別手当てや保障を提供しており、たとえ失敗したとしても、一敗地にまみれることはないだろう。
中国メディアの網易体育の統計によると、中国は1984年に夏季オリンピックで初めて金メダルを獲得して以来、2012年のロンドン五輪まで、合計196人の金メダリストを輩出し、そのうち131人がすでに引退している。引退後に彼らが主に選択する道は公務員、教師、海外移住、ビジネスマンそして芸能人という五つのいずれかだ。その中でも公務員になる人が最も多く、全体の44.3%を占めるという。
人民中国インターネット版 2014年10月