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#新商品# 氷砂糖ドリンクがシリーズ化!

 

「氷糖」(氷砂糖)は中国の伝統医学では、痰を切り、のぼせを下げ、肺の乾燥を改善する効果があるとされます。料理やデザートにも好んで使われ、「氷糖湘蓮」(蓮の実の甘漬け)は中国八大料理の1つである湖南料理の名品ですし、「氷糖銀耳」(シロキクラゲの氷砂糖煮)や「氷糖燕窩」(ツバメの巣の氷砂糖煮)などもよく知られています。

この夏、いくつの飲料水メーカーが「氷糖雪梨」を発売し人気を呼びました。「氷糖雪梨」は水にナシの実と氷砂糖を入れ加熱したスープで、北京では家庭でもよく作られますが、これをボトル入り清涼飲料水仕立てにしたのです。そして、このヒットをチャンスと考えたあるメーカーが、最近「氷糖山楂(サンザシ)」を売り出しました。さっそく1本を買ってみましたが、色は薄いピンクで、ひと口飲んだ印象では甘さが強く、酸っぱさはそれほど感じませんでした。たぶん冷蔵庫でよく冷やしたらもっとおいしくなると思います。

 
 
人民中国インターネット版 2012年9月13日

 

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