『栄栄的東村』
巫鴻 著
北京の東三環路と東四環路の間に、かつて「大山庄」と呼ばれる村があった。「東村」という別名を持つこの村は、中国の現代アート史において名の知られた場所だ。この荒れ果てていた村に貧しいアーティストたち――張洹氏、左小祖氏、段英梅氏、馬六明氏らがパフォーマンスアートと撮影のスタイルによって、中国の現代アート界に大きな衝撃を与えた。作者はカメラマンの栄栄氏が撮った写真、日記と手紙などを通じて、中国現代アートの黄金時代における東村アーティストグループの創作と彼らの日常の物語を結び合わせている。 (上海人民出版社 2014年1月 49元)
人民中国インターネット版 2014年4月