『中国新聞週刊』より良い2015

2015年1月5日
この新しい1年、中国はどうなるのか?シンクタンクの研究員十数人から医療改革、高齢者問題、スモッグ対策や腐敗取り締まりの新しい動きなど、各方面に対する予測が発表されている。医療改革の重点は市場化や多元化ではなく、「基本公共サービスの均等化」であり、医療・衛生活動の目標は、国内総生産(GDP)の上昇を刺激することではなく、「全国民の健康」を目指すものだ。高齢者サービス業の発展はさらに加速させることで、高齢者の医療と介護サービスに対する要望を満たす。スモッグ対策は経済的手法を導入し、投資者、企業と消費者への奨励メカニズムを変えることによって、構造調整を促進する。これらの経済的手法には、汚染物質排出に課せられる料金徴収基準の引き上げ、工業用地の供給制御、クリーンエネルギー利用に対する補助金額の引き上げなどが含まれる。腐敗取り締まりは科学的な権力機構を構築し、遅れている人材採用のメカニズムを改革する。これらは腐敗取り締まり「特区」からまず試行されるという。
人民中国インターネット版 2015年2月