『瞭望東方週刊』なぜ若者は失業するのか

2015年4月9日
中国の35歳以下の失業人口において、低学歴やコミュニケーションの不得手、就職と失業の繰り返しといった問題が存在している。また、一部の若者たちは仕事を選り好みしており、苦労が伴い、冷遇されやすいサービス業を敬遠している。その他、家が裕福なため、経済的なプレッシャーをあまり感じず、親に頼りすぎて就職したがらない若者も少なくない。また、親子関係の良しあしも子どもの就職に大きな影響を与えているという。ある調査によると、長期にわたって失業したり、職を転々としたりする者は、往々にして親との関係が疎遠か、もしくは一人親の家庭の子どもだという。したがって、若者の就職問題は若者だけの問題ではなく、親たちの意識や親子間のコミュニケーションの問題でもある。
人民中国インターネット版 2015年5月