『中国新聞週刊』婚姻を軽視する「80後」の離婚事情

2015年6月8日
「80後」は離婚ブームの「主力」になりつつある。一人っ子第1世代として、「80後」は集団生活の経験が少なく、自分の感じるところをより重視し、自分の気持ちの求めるものを強調し、損をしたくなく、簡単に何かを差し出すことがなく、他人の立場に立って考えることはほとんどない。これらは、彼らの婚姻生活を暗礁に乗り上げさせるものだ。「80後」は、学生時代には恋愛を禁止され、就職後は逆に結婚をせかされた。恋愛経験が不足している彼らは、結婚生活の中で試行錯誤を繰り返すしかない。しかし、離婚率が高いことは必ずしも悪いことだとは言えない。年ごとに増える離婚率は、より多くの人たちが、愛することと愛されること、尊重と責任を学ぶ過程において、支払わなければならない成長の代償だ。あるいは、こうした本来青春期に出会うべき試行錯誤を経験してこそ、家庭に回帰し、責任と愛情の大切さを感じることができるのかもしれない。
人民中国インターネット版 2015年7月