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『中国新聞週刊』官界の「実権派」をいかに監視すべきか

2016年1月11日

 部長(日本の大臣に相当)級高官の「落馬」(失脚)頻度は緩やかになったが、腐敗で調査、処分された局長(日本の庁長官に相当)級の官僚は絶えず増加している。彼らが管理する分野は、かなり広いことも一つの分野ということもあるが、権限が割りとはっきりしているので、実は中国官界の正真正銘の「実権派」だ。そのうち、「広い分野の管理」と「最高責任者」が結びついた市党委員会書記の実際の権力は、一つまたはいくつかの分野を管理する副部長級の官僚よりも大きいという。局長級官僚は中堅幹部で、彼らを効果的に管理するには、まずその権限を明らかにし、権力の濫用を防がなければならず、同時に、権力と責任のバランスを厳密に取らなければならない。また、規律検査システムの直接的な管理など、制度の整備によって絶えず権力を制約しなければならない。

 

人民中国インターネット版  2016年2月

 

 

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