『瞭望東方』3兆元を突破
2016年3月31日

3月21日、中国の電子商取引最大手のアリババグループは年間の総取引額が初めて3兆元(約51兆6000億円)を突破したと発表した。この規模に達するまでに、小売り世界最大手の米ウォルマート・ストアーズは54年かかったが、アリババはたった13年しかかからなかった。プラットフォームビジネスの代表として、アリババは電子商取引や金融、物流、ビッグデータ、クロスボーダー貿易などのサービスを通じて新しいビジネスシステムを構築。産業のモデル転換・グレードアップ、創業ブーム、農村の消費革命といった一連の変化を、中国の経済や社会、生活スタイルに引き起こした。3兆元突破は「インターネット+ビジネス」という新しいビジネスモデルの成功を示すだけでなく、このモデルが経済と社会の同時発展を推し進めることを意味している。
人民中国インターネット版 2015年5月