花彫は紹興の代表的な酒文化工芸美術品で、つぼの外側の色鮮やかなレリーフから名付けられた。浙江省「紹興花彫制作工芸」無形文化遺産伝承者・王文俊さん(62)が、弟子の孫穎穎さん(30)に花彫制作の色付けの技について説明している。この道7年、すでに要領をつかんだ孫さんは、よく独自の創作方法を提案して、王さんを喜ばせている。

 

(写真=陳暁 朱江峰 文=蔡夢瑶)
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紹興の概況
「東アジア文化都市」は、中日韓文化大臣会合が共同で提唱し、中日韓首脳会議が認可した文化都市ブランド評価活動と国際文化都市ブランド創設プロジェクトだ。2013年の開始以来、8組25都市の「東アジア文化都市」が誕生し、そのうち中国は9都市、今年の「東アジア文化都市」には紹興と敦煌、日本の北九州市、韓国の順天市が選ばれた。これら選出都市には、深くて重厚な歴史的蓄積、豊かで多彩な文化遺跡があり、3カ国間の文化交流に関するエピソードが多く残されている。『人民中国』は2021年5月号から、中国の選出都市を順に紹介していく。