People's China
現在位置: コラム北京の小もの

漆器

 

文=楊振生

生漆を器に塗って作られた様々な日常品や工芸品、美術品などを一般に「漆器」と言う。生漆は漆の木から採取した樹液からできている。それを塗料として耐湿性、耐熱性、耐腐食性などの特徴がある他に、いろんな色を調合できる、

漆器の起源は新石器時代まで遡り、中国古代の化学工芸や工芸美術における重要な発明だ。漆器は大小の違いがあり、大きいものは装飾や居室の屏風などの家具として、小さいものは実用性を備えお碗やお皿などがある。

清代の漆器「花開富貴」大皿、直径28.5㍍

北京の漆器は主に2種類あり、一つは彫漆(陶器や金属、木地に厚く漆を塗り重ねて、その上に彫刻を施す技法)で、本体は銅、口もと(縁取り)は金めっきであり、上には赤(朱)、緑、黄色などの漆を塗り、漆を何百層にも塗るある物もあり、漆が乾いてから彫刻する。彫刻の方法は浮き彫り(レリーフ)と镂雕(模様を散りばめてほりつける)ものである。もう一つは、金漆镶嵌(象眼する)である。両方の漆器はどちらも素朴で重厚な趣きがある。中国の指導部が外国の友人に贈る大事な贈り物の一つである。

北京漆器の花瓶

漆器は主に王府井工芸美術店および他の骨董店で売られており、様々な形や大きさの漆器があり価格の差が大きく、安いものは数十元から百元近く、投資としての漆器は非常に高価で数十万から数百万元までまちまちである。

北京漆器のかざり

 

 

人民中国インターネット版 2013年11月9日

 

 

 

同コラムの最新記事
漆器
門環
布靴
内側に絵のある鼻煙壺(嗅ぎタバコ入れ)
走馬灯