『中国新聞週刊』 「増値税改革」の弁 いかに企業の減税をするか

2017年3月6日
今期政府の最大の減税措置として、「増値税改革」の試行は一貫して大いに注目されてきた。
今日に至り、「増値税改革」が試行から全面的な実施の段階に入ってすでに5年。国家税務総局の最新データは、2016年11月30日時点で、新しく試行範囲に組み込まれた四大業種における新規の納税者は1069万社あり、そのうち小規模納税者は934万社、試行範囲全体の87%を占めることを示している。このほか、16年1月から11月までに「増値税改革」がもたらした全体の減税額は4699億元(約7兆8473億円)に達しており、全面的な「増値税改革」の実施が減税の波及効果を起こしていることが分かる。
減税効果は明らかだが、しかし、改革のプロセスは簡単に成し遂げられるものではなく、異なる企業、異なる業種では政策に対する感覚も異なる。実施における細かい問題をどのように具体化し、関連制度を構築・整備するか。道のりはまだ遠い。
人民中国インターネット版 2017年4月10日