上海万博 各国のパビリオン  
 
 

イギリス館

テーマ:「アイデアの館」

デザインの特徴:光るランチボックス

「アイデアの館」のデザインは簡潔で魅力的な建築モデルだ。最大の特徴は建築外部の様々な方向に伸びた大量の「触覚」だ。この触覚の先端には小さなカラーのライトが付いて、組み合わせると様々な図案や色を形作ることができる。触覚が風にそよいで揺れると、パビリオン表面が様々な神秘的な光沢と色彩に包まれる。同時にパビリオン表面には情報や画像といった形式で内部の情況を展示することができ、外部の参観者もパビリオン内部の様々なイベントを見ることができる。

「アイデアの館」の設計プランはイギリスの建築デザイン業界の中心的な人物からなる英国の審査団から認められただけでなく、多くの上海市民からも好評だ。イギリス上海駐在総領事館のアイリーン総領事(2010年上海万博参加のイギリス総代表)によると、イギリス館はアイデアを持つだけでなく、参観者とのインタラクティブ性も十分に重視しているという。上海万博の期間全般にわたってイギリス館は参観者のアイデアや意見を速やかに取り入れ、館内の展示内容やイベントを適宜調整するという。「そのため、イギリス館はずっと同じではなく、万博開催の6カ月の間に様々な姿を参観者に見せる可能性がある。」

日本館

テーマ:「心の和、技の和」

デザインの特徴:日本の伝統的特長と現代的スタイルを融合

日本館は高さ約24メートル、敷地面積約6000平方メートルで、形態は日本の伝統的な特色と現代的スタイルを融合させたものとなっている。設計面では環境エンジニアリング技術を採用、外部は発電可能な超軽量の薄い膜で包まれ、内部では循環式送風口といった最新技術を採用している。

 

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