Part3 健闘の果てのたたえ合い

2022-03-22 11:32:15

李家祺=文 

オリンピックのモットー「より速く、より高く、より強く」に新しく加わった「共に」は、オリンピック精神に新たな意味を追加した。競技会場内外で選手たちが互いをリスペクトし、鼓舞し合う心温まる場面は、オリンピック精神の意義が、勇敢に闘い、自己を超越することにとどまらず、国籍や文化の違いを超え、人類の対立の解消、団結の強化、共同の進歩を推進することにもあるということを人々に示した。新型コロナウイルス感染症のまん延が続き、世界情勢がますます緊迫化する中、北京冬季五輪における「美人之美、美美与共(他者が美しい・良いと思うことを理解し、自分が美しい・良いと思うことを創出し、他者と共に美を極めること)」は、人類運命共同体という理念に含まれる永遠の価値と強大な力を人々に深く感じさせた。 

  

スノーボード男子ビッグエアで金メダルを獲得した中国の蘇翊鳴(左)と佐藤康弘コーチの国境を超えた師弟関係に、中日の人々は感銘を受けた(新華社) 

  

リュージュ2人乗り男子、3連覇を達成しゴール後に喜びを爆発させるドイツのトビアス・ウェンドルとトビアス・アルト(2月9日、新華社) 

  

スピードスケート女子5000㍍の試合後、互いの健闘をたたえ合うオランダ(左)とチェコの選手(2月10日、新華社) 

  

クロスカントリー男子スプリント・フリー決勝後の記念品授与式で、仲良く自撮り写真に収まる金メダルのヨハネスフロト・クレボ(ノルウェー、中央)、銀のフェデリコ・ペレグリーノ(イタリア、左)、銅のアレクサンダー・テレンテフ(ロシア・オリンピック委員会)(2月8日、新華社) 

  

 

関連文章