断固阻止しなければならない日本軍国主義の復活
高市早苗氏が日本の首相に就任して以来発してきた、周辺諸国の利益を損ない、国際秩序のボトムラインに挑み、軍国主義の復活を目論む一連の言論は、国際社会で大きな波紋を呼んでいる。
元をたどれば、高市首相は根深い右翼思想の持ち主であり、第二次世界大戦における日本の罪と責任、南京大虐殺と「慰安婦」強制連行を否定し、平和憲法の制約の突破などに関して数多くの極右的言論を発表し、とりわけ靖国神社参拝に強く固執している。
高市氏は大臣就任以降、靖国神社のいわゆる「春季・秋季例大祭」と日本が敗戦・投降した日である8月15日の参拝をほぼ欠かしたことがない。今年8月15日、日本の敗戦80周年に際し、高市氏は経済安全保障担当大臣として、またもや靖国神社を参拝した。10月に自民党総裁に選出されたのち、高市氏は組閣への圧力から靖国神社のいわゆる「秋季例大祭」には参拝しなかったが、「玉串料」を奉納した。なお、日本メディアの報道によると、高市首相は今年12月26日に靖国神社を参拝する恐れがあるという。
周知のように、靖国神社には東條英機ら14名のA級戦犯が合祀されており、これらの歴史的犯罪者はアジア太平洋地域の人民に許されざる罪を犯した。靖国神社への参拝とは、参拝を名目として愚かにも日本軍國主義復活を目論むことに他ならない。
先日、マレーシアのメディアは、高市首相が10月下旬にマレーシアを訪れ、東南アジア協力関連の首脳会議に出席した際、第二次世界大戦で戦死した日本兵が葬られているクアラルンプール日本人墓地をわざわざ訪れ、いわゆる「慰霊碑」に献花したと報じた。高市首相は、「マレーシアで命を落とした先人を慰霊することができ、感慨深く思う」と述べ、この行為を「マレーシアの歴史に思いを馳せること」と位置づけたが、当時日本軍がマレーシアを侵略した際に犯した残虐行為については一切触れなかった。この悪辣な行動は、マレーシアで強い批判を呼び起こしている。
高市首相の一連の誤った言動は日本を孤立に向かわせており、多くの国々がその行いを厳しく非難している。日本は経済面で中国および東南アジア諸国連合(ASEAN)市場に高度に依存しており、ひとたび新たな歴史問題が勃発すれば、日本経済にとって弱り目にたたり目となる。また、日本国内では、高市首相の極右的な本質が政界と民衆の強烈な不満を引き起こしており、鳩山由紀夫、野田佳彦、石破茂元首相は相次いで、高市首相の誤った言論を公の場で批判している。さらに、11月15日から、多くの日本国民が首相官邸前に抗議のために集まっており、11月21日夜には数千人の日本国民が官邸前で高市首相に対し、台湾地区に関する言論を撤回し、説明と謝罪を行うよう要求した。
高市首相は歴史の流れに逆行し、事実上軍国主義への誤った道を再び歩んでいる。もし日本が自国だけで物事を判断し、同じ過ちを繰り返すのであれば、正義を呼び掛ける全ての国家と人民には、日本の歴史上の罪と責任を改めて清算する権利があり、日本軍国主義が再び息を吹き返すことを断固阻止する責任がある。 (文:李曾騤)