中国アフリカのメディア座談会が9月10日、北京で開かれた。アフリカ29カ国から約50人の各メディア代表と、中国の各メディアを代表する十数人が、北京サミットをめぐるテーマ「真実親誠、協力・ウインウイン――中国アフリカ運命共同体の構築におけるメディアの役割」について熱心に話し合った。
座談会は、中国アフリカ協力フォーラム北京サミット閉幕直後に開かれた。同会で、中国・アフリカのメディア双方の、交流協力に対する注目と期待が明らかになった。参加者の多くは、今回のフォーラムを実際に取材・報道した記者と編集者だ。出席者はフォーラムの成果について感想を話し合った。
ブルンジ「新生報(Le Renouveau)」のムボ二ハンクイ(Mbonihankuye)記者の話。今回、中国の習近平主席は今後一定期間における中国とアフリカの実務協力『8大行動』を提起した。インフラの相互連結、能力向上、医療健康などの内容を盛り込んだ『8大行動』は、アフリカの人々が中国・アフリカの協力に対する期待と合致する。中国・アフリカ協力はアフリカの発展に希望をもたらした。『8大行動』を通して、今後さらに多くの大型プロジェクトとプランがアフリカで実行されるだろう」
「8大行動」の人と文化の交流を推進する行動では、中国・アフリカのメディア協力ネットワークの構築に言及した。「これは中国・アフリカのメディアが交流の分野を広げ、協力の内容を深めることを明らかにした」と、座談会の多くの出席者が評価した。さらに出席者たちは、中国・アフリカによるメディア従事者の育成・交流や技術の指導、設備のサポートなどについても協力を提案した。
国務院新聞弁公室国際連絡局の張燁局長は座談会を総括し、「中国・アフリカのメディアは3つの面から交流を強化すべきだ。一つ目、実務協力を強め、中国・アフリカ運命共同体の構築に貢献すること。二つ目、メディアの力を合わせ、積極的に発信して中国・アフリカの国際発信力を高めること。三つ目、青年の交流を応援し、中国・アフリカの友好をより良く伝えるよう、新たに力を注ぐこと」と、3つの交流強化ポイントを提案した。
今回の座談会は中国国務院新聞弁公室が主催し、中国外文局中国報道雑誌社が運営を担当した。リベリアの「新聞報(News)」、スーダンの「スーダン視野報(Sudan Vision)」、エジプトの「共和国報(Al Gomhouria)」、ブルンジの「新生報(Le Renouveau)」および新華社、「人民日報」、中国中央テレビ、中国国際放送局など、中国とアフリカの主要メディアが座談会に参加した。
(王朝陽=文・写真)
人民中国インターネット版2018年9月12日
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