第4回中国ーアフリカ経済貿易博覧会が12日、湖南省長沙市で開催され、王毅中共中央政治局委員（外交部部長）がスピーチを行った。新華社が伝えた。

王氏は「本博覧会のテーマは『共に行動して現代化の夢を追う中国とアフリカ』だ。現代化の実現は28億人を超える中国とアフリカの人々にとって共通の夢であり、中国アフリカ運命共同体の重要なテーマでもある。国際情勢がいかに目まぐるしく変化しようとも、中国はアフリカと揺るぎなく連帯し、アフリカの現代化を力強く支援し、アフリカと手を携えて歩む真の友人、互いに心中を明かせる良き兄弟であり続ける」と表明し、以下の4つの方針を挙げた。

（1）中国とアフリカの国政運営に関する意見交換をさらに進め、現代化の実現を加速する道筋を共に検討し、アフリカ各国が自国の国情に即した現代化の道を探ることを支持する。

（2）中国とアフリカの発展戦略の連携をさらに推し進め、「10大パートナー行動」の実行を加速する。

（3）アフリカに対する開放をさらに拡大し、共同発展経済パートナーシップ協定を協議・締結する。

（4）アフリカとの実務協力をさらに深化させ、アフリカの工業化推進とデジタル・トランスフォーメーションに助力する。

今回の博覧会には、中国とアフリカの企業4700社近く、国内外の関係者3万人余りが参加し、大筋で合意に至った協力プロジェクトの総額は110億ドル（1ドルは約143.0円）を超えた。（編集NA）

「人民網日本語版」2025年6月13日