アジア創造美術展2018が東京国立新美術館で開催

2018-02-01 13:56:28

 

北京の美術家からなる訪日団(写真=張暁文)

 

2018124日、亜細亜太平洋水墨画会が主催する「アジア創造美術展2018」が東京の国立新美術館で始まった。この展覧会は17人の北京の書道家・画家が携えてきた自らの伝統画と書道作品を、日本の芸術家たちの作品と共に展示したもので、中国水墨画、書道、日本画、写真、油絵などの作品が展示されている。展示期間は124日~25日。

今年は中日平和友好条約締結40周年にあたり、亜細亜太平洋水墨画会の招きに応じて、北京書画研究会の賈勃陽理事を団長とする17人の北京の美術家からなる訪日団が、日本で同展覧会の開幕式および一連の交流活動に参加した。訪日団には、中国書道家協会会員、中国撮影家協会会員、北京市美術家協会会員、中国民俗画画家、そして高齢者大学で中国伝統書画を研究する普通の市民も含まれている。

亜細亜太平洋水墨画会の張暁文副理事長は、「アジア創造美術展2018では日本側の大きなご尽力をいただきました。こうした展覧会の意味は、作品の展示だけでなく、中日両国の芸術家の相互理解を深め、作品創造の面で互いに学び合うことにもあります。同時に、中日両国間の民間交流にも積極な影響を与えるでしょう。亜細亜太平洋水墨画会はこのような中日文化交流活動を引き続き開催していきます」と語った。今回の北京書画家訪日交流団の賈勃陽団長は、「芸術には国境がありません。作品は友好の意を伝えるものです。このような活動は両国の芸術家の友好交流と協力をいっそう促進し、今後もより多くの日本の芸術家が中国で作品展示を行い、交流し合うことを期待しています」と語った。(文=高原

 

亜細亜太平洋水墨画会の小林東晴事務長に書画作品を贈る賈勃陽団長(写真=張建)

 

 

 

揮毫する亜細亜太平洋水墨画会の溝口会長と北京の画家姜寿民さん(写真=賈勃陽) 

 

 

 北京の書道家・画家が携えてきた自らの伝統画と書道作品(写真=張建)

 

 

関連文章