ハルビン国際航空ハブ戦略計画プレゼン大会が北京で開催

2018-08-24 16:36:48

王浩=文・写真

  

8月23日、『ハルビン(哈爾濱)国際航空ハブ戦略計画』及び国際線プレゼンテーション大会が北京で開催された。この大会は黒龍江省人民政府が主催し、黒龍江省党委員会常務委員・常務副省長の李海濤氏が出席しあいさつをした。ハルビン市政府、中国民用航空局、首都空港グループ及び国内外の航空会社、旅行会社、ニュース・メディアの関係者約200人が参加した。 

 


ハルビン国際航空ハブ空港は国家が決定した第13次5カ年計画(13・5)において重点的に建設される全国十大国際航空ハブ空港の一つであり、東北地方唯一の国際航空ターミナルだ。今年の7月には『ハルビン国際航空ハブ戦略計画』が中国民用航空局と黒龍江省人民政府の審査・認可を経て公布され、実施され始めた。

 


 李海濤氏の説明によると、5年間でハルビン太平国際空港の利用乗降客数が年平均14.6%の成長率で増えており、今年は延べ2000万人を突破する見込みだという。今後、ハルビン航空ハブ空港は北東アジアに影響力を持ち、欧米とつながる特色あるハブネットワークを構築し、北東アジアの中核になるハブ空港、中国・モンゴル・ロシアの空中回廊の中心、米国とつながる戦略の要をつくり、北米向けの航空物流センターを建設し、北東アジアにおける欧州向けの重要な扉を構築する。


 黒龍江省空港グループ総経理の王岩忠氏は次のように述べた。2020年にハルビン空港ターミナルの面積は23万平方㍍に達する予定であり、第2期増築工事の第一段階の完成に伴い、以下の四つの質的な飛躍が実現できる。①着陸帯にすべての機種が収容できる、②ターミナルのキャパシティが3倍になる、③貨物エリアで年間80万㌧の貨物・郵便の安全保障能力の構築を実現する、④総合交通センターで効率的に乗り換えができる。

 

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