重慶市に初の5G連続カバー試験区が完成

2018-11-23 14:20:54

 

重慶市初の5G連続カバー試験区が21日に完成し、5Gの遠隔運転、ドローン、バーチャルリアリティ(VR)などの多項目の5Gシステムが登場した。これは、重慶市の5Gネットワークが商用化に向けて一歩前進したことを意味する。

中国移動重慶公司の担当者によると、同試験区は連続カバー道路は2キロメートル、面積は2.4平方キロメートル。測量したところ、試験区の各ポイントの5G速度は4Gネットワークの10010Gbps以上で安定している。

担当者によると、遠隔運転システムは5Gネットワークに接続し、遠くにある車両を操作できる。遠隔運転システムは5Gネットワークの高い信頼性や低遅延などの特徴を生かし、ネットワーク技術、動画技術、制御技術、人工知能(AI)技術などを組み合わせ、自動車運転の安全性を大幅に引き上げた。

重慶市は国家発展改革委員会が認可した全国第15G大規模ネットワーキング建設応用モデルプロジェクト都市の1つで、今年4月に最初の5G試験ネットワークが開通。重慶移動の通信設備、関連施設、研究開発への投資拡大に伴い、5Gネットワークの重慶市でのカバー範囲は徐々に拡大している。

今後、重慶移動はクルマのインターネット、工業自動化、スマートシティ、スマートビルなどの5G業務を進め、試験区で5G業種間融合革新的応用の効果を検証し、5Gの商用化を後押しする。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 20181123

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