ボアオアジアフォーラムグローバル健康フォーラム大会が青島で開催
昨年12月29日午前、博鰲(ボアオ)アジアフォーラムグローバル健康フォーラム大会の開催説明会が山東省青島市のインターナショナルコンベンションセンターで行われた。李保東ボアオアジアフォーラム秘書長やグローバル健康フォーラム大会主席、世界保健機関(WHO)の陳馮富珍栄誉総幹事、山東省の孫継業副省長、青島市の劉建軍副市長らが出席した。李保東秘書長は、ボアオアジアフォーラムグローバル健康フォーラムの第1回会議を今年6月11~12日に青島で開催すると発表した。
李秘書長は、次のように述べた。国民の健康は国家の持続可能な発展の重要な指標であり、国際社会においても共通の重要課題である。現在、健康と衛生に関わる深刻な事件が絶えず発生しており、ゲノム編集やがん治療薬の価格下落などの問題は高い関心を集めた。グローバル健康フォーラム大会の開催によって、世界範囲のハイレベルの対話と協力のプラットフォームを構築することは、必要かつ時機にかなったことだ。
また陳馮富珍栄誉総幹事は次のように説明した。同大会のテーマは、「Health Beyond Health(誰もが健康的である)」であり、「全国民の健康を実現する」「イノベーションによって健康を促進する」「健康主流化」という議題について検討する。また大会開催中、「青島宣言」を発表し、日増しに深刻化する非感染性疾患の医療費負担問題、喫煙率削減、適度な飲酒、健康的なライフスタイルの堅持、運動不足解消と健康的な食事の堅持、不健康な生活習慣による早死にの防止などの課題解決に努力するという。
ボアオアジアフォーラムは、非政府関連、非営利の国際組織で、 アジア地域の協力と世界の共同発展を促進すると同時に、人々の暮らしに関する重大問題にも強い関心を示し、世界の保健ガバナンスについての検討に積極的に参与する。
今回の開催説明会はボアオアジアフォーラムと青島市政府の共同主催で、健康関連の政府機関代表、関連国の在中国代表、WHOなどの国際組織代表、中国と外国のメディア代表と保健・健康関連の企業代表約300人が出席した。