ナン産業が貧困脱却を推進 新疆ウイグル自治区

2020-07-28 13:57:09

 

7日、新疆ウイグル自治区カシュガル地区ファイザバード県にあるナン産業パーク。(カシュガル=新華社記者/高晗)

【新華社ウルムチ7月27日】中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区ファイザバード(伽師)県に昨年11月、集約化大規模化された敷地面積1万8千平方メートルのナン産業パークが建設された。操業を開始して半年になる同パークは従業員1200人を擁し、1日約30万個のナンを生産する。すでに生産加工から倉庫保管物流、技能トレーニングから貧困支援雇用までの全プロセスの産業チェーンを形成している。

ナンは小麦粉を発酵させて作るパンの一種で、同自治区には「肉は3日食べなくてもいいが、ナンは1日たりとも欠かせない」ということわざがあるほど、同地の人々の日常的な食事の中で重要な位置を占めている。

 

 

7日、ナン産業パークで、作業に励む従業員たち。(カシュガル=新華社記者/高晗)

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