キウイフルーツ栽培が貧困脱却を後押し 江西省奉新

2020-08-31 16:24:07

 

江西省宜春市奉新県にある万畝生態キウイフルーツ産業園で生産されているキウイフルーツ(撮影劉占昆)。

江西省の北西部に位置する奉新県は、「中国キウイフルーツの郷」と讃えられている。キウイフルーツの栽培面積は約5700ヘクタールに上り、江南地方最大のキウイフルーツの産地となっている。中国新聞網が伝えた。

江西省宜春市奉新県にある万畝生態キウイフルーツ産業園は、奉新県キウイフルーツ研究所など6機関企業および奉新県壹品金魁キウイフルーツ専業合作社(協同組合)など3つの農民協同組合を誘致し、36軒の「家庭農場」(家族が主な労働力となり、農業の規模化集約化商品化生産経営に従事し、農業収入を世帯の主な収入源とする新しい形態の農業経営主体)と約300戸の果物農家を組織して標準化生産を行っている。

同産業園の計画面積は約1300ヘクタールで、全プロジェクトが完成すると、年間生産額は3億元(1元は約15.4円)を上回り、プロジェクトエリアの農民1人当たり1千元以上の増収が見込まれる。

 

江西省宜春市奉新県にある万畝生態キウイフルーツ産業園で、収穫したキウイフルーツに対し標準化された作業を行う農家(撮影・劉占昆)。

 

江西省宜春市奉新県にある万畝生態キウイフルーツ産業園で、収穫したキウイフルーツに対し標準化された作業を行う農家(撮影・劉占昆)。

 

 

江西省宜春市奉新県にある万畝生態キウイフルーツ産業園内の標準化生産作業(撮影・劉占昆)。

 

「人民網日本語版」2020831

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