江西省の井崗山にある多くの観光スポットで、子供のボランティア解説員が活躍している。彼らは山の歌をうたい、解説をし、美しい声で観光客に井崗山の革命のストーリーを紹介し、井崗山の「紅色の子供ひばり」と呼ばれている。

2013年、「紅色徳育」を教育の重点とし、井崗山小学校は「子供紅軍解説チーム」を結成した。革命のストーリーを紹介し、先人の精神を伝承する子供ボランティア解説員を育成することが目的。子供解説員は学校で革命の歴史知識を学び、革命のストーリーを理解し、解説時の表情と動作を練習する。また、休みの日を利用して観光スポットでボランティア解説も行う。数年の発展により、「子供紅軍解説チーム」は井崗山小学校から井崗山市全域に広がり、メンバーは最初の6人から200人以上に増加した。

子供解説員たちはその場で1時間以上立って解説し、辛くてもいつも元気で、すばらしい解説で観光客を引き付け、井崗山を見学で訪れた子供たちにも感動を与えている。また、彼らは解説しながら成長している。子供紅軍解説チームのリーダは、「井崗山の子供として、井崗山の精神を伝承する義務がある」と話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2021年6月1日