中国大学統一入学試験(通称「高考」)が7日に始まり、受験生1078万人が人生を大きく左右する重要な試験日を迎えている。
6月6日に合格を祈願し、赤いポチ袋を上に投げる湖南省長沙市同昇湖実験学校の教師と受験生(撮影・楊華峰)
今年の高考は6月7日と8日に実施され、7日午前9時から11時半までが語文(国語)、午後3時から5時までが数学、8日午前9時から11時半が文系総合/理系総合、午後3時から5時までが外国語の試験というスケジュールになっている。
その他、一部の省(区、市)では、試験科目のスケジュールが異なっており、9日と10日に一部の科目の試験が行われる地域もある。
中国教育部(省)の統計によると、今年の受験生の数は前年比で7万人増えて1078万人に達し、過去最多を更新した。
今年は中国全土7200ヶ所以上の試験場の約46万6000会場(予備の隔離会場2万6000室を含む)で試験が実施され、スタッフとして140万人以上が関わり、そのうち試験官が約95万人となっている。
合格を祈願し、受験生の腕に赤いリボンを結ぶ広西華僑実験高校の教師 (撮影・俞靖)
ここ数日、広東省広州市では新型コロナウイルス感染が拡大しており、多くの人が不安を募らせている。広州市衛生健康委員会の関係責任者によると、同市は、一般試験場と隔離試験場に分けて試験を実施する。一般試験場には、一般会場、予備会場、隔離会場が設置される。また、受験生をグループ分けして、各試験会場に振り分ける。そして、それぞれに合わせた感染対策が講じられ、各会場の受験生同士が接触することがないよう、それぞれの会場を空間的に独立させている。PCR検査で陽性となった受験生については、広州市は、指定医療機関に専用の試験会場を設置し、スムーズに受験できるよう最大限取り計らっている。
ロックダウンされているエリアの受験生や濃厚接触者、二次接触者とされた受験生については、徹底した健康検査、ワクチン接種、PCR検査などを受けた運転手が運転する専用車両で、隔離試験場に送迎されている。
「人民網日本語版」2021年6月7日
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