四川天府新区:ビジネス環境を継続的に最適化し、企業発展のための基礎を固める

2022-12-03 14:54:17

1陣に選出された国家級新区および「公園都市」として、四川天府新区は世界でも一流のビジネス環境の整備に力を入れ、市場主体の活力を絶えずに育成し刺激している。今年、天府新区はビジネス環境の改革を継続的に推進し、政務サービスや知的財産権、越境貿易などの分野で著しい成果をあげ、企業の投資と興業により多くの利便さと保障を与えた。 

「ビジネス環境の継続的な最適化と改善により、天府新区の発展スピードを示した」と、最近、天府新区ビジネス環境観察員代表として、天府新区の企業手続きシーンを現場で体験した四川英睿弁護士事務所の主任・楊氏は語った。楊氏によると、天府新区は政務サービスの効率が大いに向上したことで、企業の手続きコストが大幅に減少したという 

天府新区行政審査・承認局はここ数年、企業関連事項統合化サービス「e窓口」による応対、スマートエンパワーメントの現場調査審査、「一業一証」の試行などの改革措置を力強く推し進め、市場主体の活力を絶えず刺激してきた。 

うち、天府新区は、企業関連事項統合化サービス「e窓口」による応対を推進することで、企業登録の63件の登録事項と17件の税務事項を「e窓口」に組み込み、従来は商工、印鑑、税務、銀行などの窓口で少なくても4回の手続き、4セットの申請資料を提出する必要があった流れを、窓口での手続きが1回だけ、1セットの資料を提出する流れに簡素化した。同時に、処理時間が大幅に短縮され、わずか4時間で営業許可証、公印、領収書、税務管理設備を受領することができ、企業のゼロコスト起業が可能となった。 

知的財産権の移転・変換という難問の解決が、天府新区知的財産権の創造保護・運用活動における注目点の一つだ。国家発展改革委員会が編纂した『ビジネス環境の最適化に関する百問百答』によると、「四川天府新区が知的財産権取引・融資サービスプラットフォームを整備し知的財産権移転・変換の難題を解決する」ケースが典型的な事例として選ばれ、当該分野で唯一入選された中国中西部地域の国家級新区となった。 

天府新区は四川省において、金融類ライセンスを取得した唯一の知的財産権取引場所として、成都知識産権取引センターを構築し、知的財産権成果の取引参加を誘致・奨励する。新区にある成都知識産権運営公共サービスプラットフォームは、イノベーション主体にワンストップ式の知的財産権サービスを提供しており、新区にある国家知識産権局の商標業務受付窓口(成都)は、商標受付件数が全国309窓口の中で上位にランクインした。今年9月に、天府新区は中国知的財産権分野における大手企業の「ゼロ突破」が実現した。 

天府新区はまた、国家輸入貿易促進革新モデル区の承認取得というチャンスを活かし、越境貿易簡素化の改革・革新を加速し、引き続き開放に基づく活力を放していく。2022年1月から9月まで、対外貿易輸出入総額は前年同期比73.8%増の92億2400万人民元を達成した。 

天府新区成都エリア保税物流センター(B型)は、対外貿易に関する新たな業態・モデルの革新を継続的に模索し、「オンライン・オフライン連動+迅速な配達」の新たなモデルを革新的に展開し、インフルエンサーによるライブコマースやオフライン免税消費シーンの体験を展開し、良質の海外商品ショッピング体験における新たな消費シーンを構築している。 

新たな対外開放のルートを広げるために、今年7月に、天府新区が重慶市巴南区と共同で整備した成都・重慶越境道路運輸プラットフォームが正式に初公開された。現時点では越境道路定期便が延べ3000回も運行し、発送する貨物の価値は36億元を超えた。 

 

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