北京の2022年末時点の常住人口は2184.3万人 前年比4.3万人減

2023-03-24 16:41:00

北京市統計局と国家統計局・北京調査総隊が21日に発表した「北京市の2022年における国民経済と社会発展統計公報」によると、2022年末の時点で、北京の常住人口は2184万3000人と、前年比で4万3000人減少した。

現時点で、2022年の北京の域内総生産(GRP)は前年比0.7%増の4兆1610億9000万元(1元は約19.0円)と試算されている。これを常住人口で割ると、北京市の一人当たりGDPは19万元となる。

 

GRP前年比0.7%増、常住人口前年比4.3万人減 

現時点で、2022年の北京のGRPは前年比0.7%増の4兆1610億9000万元と試算されている。うち、一次産業が1.6%減、二次産業が11.4%減だったのに対して、三次産業は3.4%増だった。

人口を見ると、2022年末の時点で北京の常住人口は2184万3000人と、前年比で4万3000人減少した。うち都市部の人口が87.6%を占めた。常住外来人口は825万1000人で、37.8%を占めた。常住人口の出生率は5.67‰、死亡率は5.72‰、自然増減率は-0.05‰だった。

市民のエンゲル係数21.6% 「富裕層」の水準に 

民生の面を見ると、北京市民の一人あたり可処分所得は前年比3.2%増の7万7415元だった。市民の一人当たりの年間消費支出は前年比2.2%減の4万2683元だった。うち、都市部の住民の一人当たり消費支出の下降幅は全体を0.3ポイント上回った。農村部の一人当たりの消費支出は0.7%増だった。市民のエンゲル係数(家計の消費支出に占める飲食費の割合)は21.6%で、国際連合食糧農業機関(FAO)の基準ラインでは「富裕層」の水準(20‐30%)に達している。

自動車両保有台数が700万台以上に 

交通の面を見ると、2022年末の時点で、北京市の公共バスの運営路線数は1291本と、前年比74本増となった。鉄道交通の運営路線数は27本で、その総延長距離は797.3キロと、前年比で14.3キロ伸びた。同市の自動車両保有台数は712万8000台と、前年比で27万8000台増だった。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年3月24日

 

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