トキの数は7羽から9000羽余りに増加

2023-04-06 16:11:00

  

 

4月4日午前、「同根祭初祖 同心築夢円」という海外メディア取材団が陝西省漢中トキ国家級自然保護区を訪れた。取材団の一行は同保護区管理局の張亜祖局長にインタビューした。張局長によると、昨年末までにトキの数は1981年の7羽から9000羽余りに増え、生息地面積は5平方キロ未満から1万6000平方キロに広がった。中国のトキ保護は、世界が絶滅危惧種を救う成功例となっている。 

  

トキは「東洋の宝石」として知られており、歴史的には中国、日本、朝鮮半島、シベリアなどに広く分布している。20世紀中後期、中国を除く他の地域でトキの個体群が相次いで絶滅した。 

  

トキ保護モデルは中国の生態文明建設の実践の中で形成された極小個体群の救済と保護を探索するモデルであり、我が国の野生動物保護における新しい構想を体現している。 

  

トキの数の増加に伴い、漢中市洋県の圧力を緩和し、近親繁殖などの問題を解決するため、トキの「移送保護」「野生復帰」が相次いでスタートした。トキ生息地は大山の奥地から丘陵平川に広がり、洋県の一角から全国に広がり、寄付などを通じて東アジア諸国に広がっている。 

 

人民中国インターネット版

 

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