中国新疆・中央アジア観光協力連盟が発足

2023-06-14 17:17:00

観光プロモーションイベント「2023年自治区観光発展カンファレンス・素晴らしい土地・新疆」が13日に開かれ、中国新疆維吾爾(ウイグル)自治区旅行社協会と、中央アジア5ヶ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン)観光協会、企業間協議協力組織は、中国新疆・中央アジア観光協力連盟を設立することで合意した。人民網が報じた。

中国新疆・中亜観光協力連盟の調印セレモニー会場の様子(撮影・陳文軍)。

中国新疆・中亜観光協力連盟の調印セレモニー会場の様子(撮影・陳文軍)。 

同連盟は、非政府、非営利、非公式の地域間協力組織で、各会員間の観光事業の交流と協力を促進し、メンバー組織間の国際交流を強化し、各エコノミーの経済と社会の調和のとれた発展を促進することを目的としている。

中央アジアは、中国のインバウンドにとって、増加ペースが最も速く、最もポテンシャルを秘めた地域となっている。また、中央アジア各国にとっても、中国は主な観光客の送り出し国となっている。連盟は今後、メンバー組織間の交流を強化し、メンバー間の観光市場の互惠メカニズムを構築し、共に市場を作り出し、旅行客を送り出し合うよう取り組むことになっている。

中国新疆維吾爾自治区旅行社協会の呉鋒会長は、「連盟の発足により、新疆と中央アジア諸国の文化・観光の面のプラットホーム構築や商品の研究開発、宣伝・PR、情報共有、観光客の送り出し合い、市場の規範化といった面の協力、交流が強化されるだろう。今後は、中央アジア5ヶ国、新疆の文化・観光業界の発展動向、特徴をテーマとした研究を強化し、政府当局に、正確な業界情報や提案を提供し、新疆とシルクロード経済ベルト沿線国の実務的な協力や『一帯一路(the Belt and Road)』の質の高い共同建設を促進し、ユーラシア黄金ルート構築のために、文化観光業界という立場から積極的に貢献していきたい」とした。 (編集KN)

「人民網日本語版」2023年6月14日

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