記録的な大雨の河北省で120万人以上が避難

2023-08-04 16:56:00

河北省応急管理庁の3日の発表によると、7月29日から8月1日にかけて記録的な大雨に見舞われた影響で、同省の94県・区、826郷・鎮で水害が発生した。新華社が報じた。

今回の水害を受け、河北省減災委員会は今月2日午後10時、省級の2級自然災害救助緊急対応プランを発動し、石家荘や保定、邯鄲、張家口の4市に、救援物資6万400点を調達したほか、中央級備蓄庫の救援物資1万点の調達を要請した。それら物資は現在、秩序に基づいて被災地に届けられている。

3日午前10時の時点で、河北省では合わせて122万9000人が避難した。うち、85万7200人は遊水池から避難した。河北省は現時点で、救援隊4700チーム以上、10万人以上を派遣している。また、大雨に見舞われている地域に、作業チームを累計で2200チーム以上派遣し、関連の市・県が対応できるよう指導している。

河北省水害・干ばつ対策指揮部弁公室の関係責任者は、「今回の大雨はまだ完全には終わっておらず、まだ局地的に大雨が降る可能性がある。当省は今後も、損失を最小限に食い止めることができるよう、努力を続けていく」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年8月4日

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