第19回アジア競技大会（杭州アジア大会）の選手村で活動するボランティア約1300人はここ数日、 手帳や定勝糕（米粉で蒸しあげたお菓子）などが入った帆布カバンを次々受け取っている。これは浙江外国語学院から贈られた心のこもったサプライズプレゼントだ。新華社が報じた。

杭州アジア大会開催期間中、最大の非競技施設となる選手村は、宿泊する選手や大会関係者が多い。その大切な「おもてなし」を担うため、運営にはたくさんのスタッフが必要となる。ボランティア約1300人は、ほとんどが浙江外国語学院の学生であるため、同校はこれらのボランティアたちにサービスやサポートを提供しようと、このほど応援グッズを贈呈した。

ボランティアに贈呈された応援グッズは、素敵なデザインの手帳やカバンに付ける特製タグ、オリジナル定勝糕などで、それらが丈夫で軽い帆布カバンの中に入れられている。

サプライズプレゼントを受け取ったボランティアの張暢さんは、「定勝糕をもらってとてもうれしかった。ボランティアを率いる教員たちの心配りに感動したほか、『定勝』と言う文字を見て、力が湧いてきた」と喜んでいた。 （編集KN）

「人民網日本語版」2023年9月6日