成都双流:高い基準で住みやすく就業に適した幸福都市を整備

2023-11-28 10:41:00

成都市双流区は11月24日、2023年最も幸福度の高い都市の単項賞である「中国で最も幸福度の高い都市(市街部)」の称号を獲得し、これで4回目の同賞の受賞を実現した。 

同賞を受賞できたのは、双流区自らの努力と深くつながっている。 ここ数年、同区は社会主義現代化の質の高い中国航空経済の都の整備を目標にし、パークシティのモデル区としての現代産業のメインエンジン、立体式開放のメインハブ、協同革新のメインサポーター、住みやすく就業に適した幸福都市を高基準・高品質で構築し、市民の獲得感と幸福感を絶えず向上させている。 

2021年7月26日、エアバスのヨーロッパ以外での初の飛行機リサイクルプロジェクトとなるエアバス航空機フルライフサイクル・サービスプロジェクトが双流で着工し、2023年9月28日に同プロジェクトが無事竣工した。エアバス(成都)飛行機フルライフサイクルサービス有限公司のブライアン・アグニュー総経理は、「わずか14カ月で、双流区は各種の技術要求をこの独特な工場エリアで具現化させた。エアバス社は世界中に数百カ所の工業施設を持っているが、双流区がこのプロジェクトで示した施工の速度、工業設計の水準と施工の品質に、我々は深い印象を残した」と述べた。 

双流区がハイエンド航空製造業と現代航空サービス業の融合発展を推進するための重要な「チェーンリーダー」としての同プロジェクトは、稼働開始後に飛行機重量の90%以上の回収を実現できるほか、世界中の中古航空材取引市場を通じて再利用を実現し、2030年までに400億元以上の産業規模に達成する見通しだ。 

経済の急速な成長は、現地の良好な生態環境の営みに力を貸した。 今年1月、双流初の児童友好公園(航空楽園)が竣工し運営開始すると、ネットで人気のある観光スポットとなった。同楽園は双流の「五湖四海」公園の紫薇海湖エリアに隣接しており、航空関係のコンテンツを中心とし、異なる機能と特色により低年齢児童活動エリア、大型フィットネス機器体験エリア、インタラクティブ施設体験エリアの3つのエリアに分かれている。 

情報によると、双流「五湖四海」公園は敷地面積が8000ムー(1ムーは6.6667アール)で、鳳鳴湖、鳳翔湖、鳳舞湖、鳳転湖、鳳栖湖と紫薇海、紅楓海、芙蓉海、翠竹海などの湖が含まれていて、南北に8キロメートル、東西に5キロメートルに及ぶ「スーパークロスの緑地帯」を形成している。一方、航空楽園は双流による「五湖四海」公園の整備に含まれるほんの一場面にすぎず、公園の中には書院、文化財修復センター、博物館、音楽芸術館など多くの「文化表現」のシーンが存在している。 

現在までに、双流区には累計379キロメートルの空港緑地が整備され、既成市街地域の緑地面積が5118ヘクタール、緑地率が41%、緑化カバー率が49.06%に達し、11カ所のパークシティモデル街区、36カ所の市級の園林式居住団地の整備が完工し、一人当たりの公園緑地面積が15.6平方メートルに達している。  

民生に関わる一切のことは謹んで対処すべき、子供は楽しく成長できるかどうか、年配者は安心して長生きできるかどうかは、都市の発展理念と文明水準を厳しく検証している。2023年、双流区は住民の収入、比較的優位性のある生活コスト、公共サービス、都市の通勤など市民や企業と密接な関係を持つ10大分野をカバーする「幸福で素晴らしい生活にかかわる10大プロジェクト」を積極的に推進している。現在までに、2023年双流区の「幸福で素晴らしい生活10大プロジェクト」における実施済みのプロジェクトは283件、投資総額は455.65億元、年度計画投資額は117.83億元で、年度計画投資進捗の90.5%を達成した。 

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