中国国家林草局は1月22日、中国は今年も引き続き、国土緑化を大規模に展開し、緑化面積1億ムー(１ムーは15分の1ヘクタール)達成を目指すことを明らかにした。うち新規造林面積は1000万ムーを目指すという。中央テレビニュースが報じた。

中国は2023年、科学的な緑化を引き続き実施し、造林、草地改良の面積は1億2500万ムーに達した。砂漠化・石漠化（土壌流出により岩石が露出する現象）防止策が実施された土地の面積は2857万ムーに達した。

国家林草局の関係責任者は、「国土緑化面積の継続的増加維持をベースに、面積と質の両方を重視する姿勢を堅持している。『三北』（西北、華北、東北）エリアは、3大シンボルプロジェクト（黄河『几字弯』難関攻略戦、科爾沁＜ホルチン＞・渾善達克＜フンサンダク＞砂漠撲滅戦、河西回廊—タクラマカン砂漠周辺阻止戦）を重点にして、科学的緑化モデルリアになるよう取り組む。それに対して、南方エリアは集団林権制度改革実施を皮切りに、森林の質と酸化炭素吸収能力を高めるよう取り組む」と説明した。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年1月23日