中国の児童・青少年の近視率が低下傾向に

2024-03-18 17:09:00

中国国家疾病予防管理局は取材に対して、児童・青少年の近視率が近年、低下傾向にあり、近視の低年齢化が改善されていることを明らかにした。同局のモニタリングデータによると、2022年における中国の児童・青少年の近視率は51.9%(小学生36.7%、中学生71.4%、高校生81.2%)で、2021年の52.6%と比べて0.7ポイント低下した。また、2018年に中国全土で実施された調査の結果である53.6%と比べると1.7ポイント低下した。近視の児童・生徒の内訳を見ると、弱度、中等度、強度の割合はそれぞれ53.3%、37.0%、9.7%となっている。強度の近視の割合が低下しており、中国の近視予防・管理事業は効果的な成果を挙げている。中央テレビニュースが報じた。

国家疾病予防管理局は今後も、近視予防・管理事業を推し進め、児童・青少年の近視、及び影響要因のモニタリング評価を強化し、近視予防・管理事業の適正技術普及に努め、専門スタッフのトレーニングを強化していく方針だ。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年3月15日

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