中国が独自開発した環境配慮型貨物船がブラジルで就航式
2024-03-22 17:20:00
中国が独自開発した環境配慮型省エネハイテク船舶「ブラジル」の就航式が18日、ブラジル・パラナ州のパラナグア港で行われた。「ブラジル」の就航により、ブラジル―極東航路の積載量は50%以上増加することになる。
同船は南米の港に合わせて特注されたもので、全長336mと南米の港に停泊可能な最大の貨物船となっている。コンテナ1万4100基、低温コンテナは2100基を積載でき、積載量が大きく、環境に優しく、安全でスマートという特徴を持つ。
パラナ州はブラジルの冷凍肉と乳製品の主要産地。そしてパラナグア港はブラジル最大の農産物輸出港で、2番目に大きな海港でもある。「ブラジル」の就航によって、ブラジル産チルド商品の輸出入は利便性がさらに高まる。
また、燃費や環境保護の要求を満たすため、貨物倉のファンの省エネ制御システムや空調のエネルギー回収装置なども搭載している。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年3月22日