ロボコン中国大会2024が閉幕

2024-05-21 17:23:00

中国自動化学会によると、ロボコン中国大会並びにロボカップチャイナオープン2024が19日、福建省で閉幕した。大学部門の20種目と青少年部門の26種目から、42の優勝チーム、42の準優勝チーム、38組の3位チームが誕生した。人民網が伝えた。

大会は17−19日までの3日間で、清華大学、浙江大学、国防科技大学、上海交通大学、南京大学、西安交通大学、北京理工大学などの全国の大学136校の456チームと小中学校の262チームが参加し、3500人以上の応募があった。

今大会の大学部門にはロボカップサッカーロボット競技大会、ロボカップレスキューチーム競技大会、バスケットボールロボット、ロボット先進ビジョン競技大会、レスキューロボット、中規模グループシミュレーション、ドローンチャレンジ競技大会などの14分野・20種目が設置。ロボカップ青少年チャイナオープンには、RCJロボットサッカー競技大会、RCJロボットレスキュー、RCJロボットダンス競技大会、偵察パイオニア、優遊AI(人工知能)チャレンジ競技大会決勝戦、宇宙バトル、AIスマート探索チャレンジ競技大会、子供ロボットクリエイティブ競技大会などの8分野・20種目が設置。

特に注目すべきはロボカップレスキューロボットチームによる救助シーンのシミュレーションで、ロボットの複雑な環境における適応・捜索能力が試されたほか、AI技術の緊急救助における応用のポテンシャルも示しており、テクノロジーイノベーションが社会に寄与する重要な価値を明らかにした。バスケットボールロボットは見どころ満載で、ロボットのボール識別、キャッチ、自主ナビゲーションなどの重要技術の確立に焦点を当てており、技術の交流を推進しただけでなく、学生の創造の熱意と実践のポテンシャルを極めて大きく喚起した。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年5月21日

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