第21回中国国際血管医学大会は成都新都区にて開催

2024-06-20 09:57:00



6月15日、第21回中国国際血管医学大会(Chinese International Congress of Vascular Medicine、CCVM2024と略称)及び第19回アジア太平洋国際血管健康・老化会議は四川省成都市新都区で開幕した。国内外から100人余りの専門家、学者が新都に集まり、グローバル化の視野で血管健康事業発展の新領域と新方向を模索した 

本大会は3日間開催、「血管健康コミュニティ管理」をテーマに、複数のメインフォーラム及びサブフォーラムを設置し、オンライン・オフライン並行の形で同時進行し、リアルタイムで中継され 

世界高血圧連盟主席候補Gianfranco Parati氏、国際血管健康学会創設主席Roland Asmar氏は開幕式に出席した。ドイツ、イタリア、フランスなどの国からの専門家と学者は心血管疾患の予防対策、診断技術、治療方法、リハビリ管理などの議題をめぐって深く検討した。 

「『血管健康コミュニティ管理』をテーマにしたのは、現在世界中に心臓血管疾患が多発し、血管健康が注目されている現状に対する深い認識が原因です。」国家衛生健康委員会、医政司副司長邢若斉氏(オンライン)は、血管健康は人類の生命の質と生活の質に直接関係し、コミュニティは人々の生活の基本単位として、血管健康管理と予防において肝心な役割を発揮していると述べた。 

 

 

フォーラムでは、Gianfranco Parati氏が情熱的なスピーチを行い、世界の公衆衛生における血管健康の重要性を強調し、各国に血管疾患の課題に共同で取り組むための協力を強化するよう呼びかけた。 

新都主催者の代表の一人として、成都医学院第一付属病院の専門家王沛堅氏は、副腎動脈塞栓による特発性アルドステロン症治療の安全性と有効性」とのテーマで演説を行った。「大会の開催は、新都を北医療健康新高地に建設するために新たな活力を注ぎ、より多くの医学資源を絶えず集め、国際・国内のより多くの革新的協力の可能性を引き出すでしょう」と述べた。 

近年、血管健康領域の研究には明らかな成長を得た。ビッグデータや人工知能などの技術の応用など、新たな技術や方法が次々と登場し、心血管疾患の予防、診療により多くの有効な手段を提供している。しかし、危険因子の制御や、新たな治療法の模索などで課題が今でも残っている。 

 

 

会議ではCCVM-ISVHフォーラム、CCVM-AHA&ATVB合同フォーラム、デジタル血管健康管理フォーラム、基層医療サービスモデルフォーラムなどの特別学術フォーラムが設けられ、同時に臨床試験の最新結果が発表された。 

今年は中仏国交60周年にあたり、会場では中仏心臓・血管医学交流フォーラムも同時に開催され、「一帯一路」の人的・文化的交流を後押しした。フランスからはるばるここへ来たナンシー大学病院の教授、国際血管健康学会の元主席Athanase Benetos氏は、新都は開放的かつ包容的で、今回の大会の成功を収まるために有力な保障を提供したと考えている。 

「初めて新都に来て、この街の活気に感化されました。新都は大会の開催地として、医学事業の発展に対する確固たる支持と熱情を示しました。」とGianfranco Parati氏は述べた。 

  

人民中国インターネット版 

 

関連文章